共働きでも無理をせず、猫も人も幸せに暮らすことはできる!
猫との暮らしに憧れて飼育を検討するも・・・家族の中で思い浮かぶ数々の不安。
- 誰がトイレの掃除するの?
- 誰がご飯あげるの?
- 家がボロボロになりそう
- 留守の時間が長いからさみしがりそう
- 旅行にいけなくなりそう
などなど。我が家は共働きですが猫との暮らしについて何も負担に感じている部分はありません。でも共働きにこそ猫の飼育はピッタリだと思います。
共働き家庭にこそ猫がピッタリ、でも猫の習性を理解してから
日本で飼育されているペットといえば主に犬・猫・うさぎ・小鳥・ハムスターと言われています。
その中でも猫は共働き家庭に最もおすすめです。
猫は人ではなく家につく動物だからです。環境を整えてあげることで留守もこなすことができます。
しかし大前提として「猫の見た目も性格も好きであり、理解できるならば」の話です。
「何でもいいからとりあえず何か飼いやすいペットを飼ってみたい!」というのはペットを家にお迎えするにあたっての心構えとして十分とは言えないです。
共働きで猫と暮らす方法(1)猫の食事はオートフィーダー(自動給餌機)で規則正しく
共働きで猫を飼育するうえでもっとも配慮しなければならないのが、猫の食事について。誰がご飯をあげるのかということを当番制にするのもいいですが、共働き家庭では難しい部分もあります。
急な残業など決まった時間に家に帰れるかもわかりません。ご飯を決まった時間にあげられないと猫はストレスを感じますし、飼い主としても心配でストレスを感じてしまいます。
そこでおススメの方法はオートフィーダーを使うことです。
オートフィーダーを使うことで、毎日決まった時間に決まった給餌量を自動で与えることができます。
私が使っているオートフィーダーの特徴は・・・
- 約2週間分のドライフードをストックしておくことができる
- 1日最大4回までのタイマー設定、各時間10g単位で給餌量を設定可能
- 残量が少なくなるとアラートでお知らせ
うちの猫の場合、毎日タイマーの時間ピッタリにご飯が出てくるので、猫も体内時計でわかるのかタイマーの30分くらい前からオートフィーダーの前でジーっと待っています。(笑)
共働きで猫と暮らす方法(2)自動給水機で常に新鮮な水を
猫にとって食事と同じくらい大切なのが水です。猫は水を十分な量飲まないと尿路結石など腎機能に問題が出やすくなってしまいます。
人間でも1日コップに入れて放置した水よりも蛇口から出したばかりの水のほうがいいですよね?猫も同じです。新鮮な水ほど積極的に飲んでくれます。汚れた水だと匂いだけ嗅いでプイってどこかにいってしまいます。
水の交換は多ければ多いほどよいです。最低でも1日2回が理想です。
共働き家庭では日中など留守の時間に水を変えることができません。水が汚れてしまっていないか?外出先でもきちんと水を飲んでくれるかとても心配になります。
そこでお勧めなのがウォーターファウンテン(自動給水機)です。
私が使っている給水機の特徴は・・・
- 約2リットルの水を常時ろ過し続けることができる
- ろ過に必要な炭フィルターは4週間に1回程度の交換推奨(1枚あたり約250円)
給水機を使ってからお皿であげていたときよりも、猫が水を飲みに行く頻度が増えました。尿の量も増えています。
手入れも簡単で毎日、本体をササっと洗うだけでカビが発生することもなく、猫にいつもきれいな水を飲んでもらうことができます。
梅雨など高温多湿の環境ではカビ発生のリスクが高くなりますので、フィルター交換の頻度をあげたほうが安心かもしれませんね。
共働きで猫と暮らす方法(3)システムトイレ
猫はとてもきれい好きな動物です。
トイレが糞尿だらけになって汚れていると、猫がトイレを我慢してしまったり、トイレではない場所で粗相してしまう原因になります。
猫のトイレに使う猫砂には2つのタイプがあります。
尿が固まる猫砂・・・その都度固まった部分をスコップで取り除いて可燃ゴミとして捨てる。
尿が固まらない猫砂・・・システムトイレを利用。猫砂の下に敷いたペットシーツで尿を吸い取ります。砂はシートや糞のうえにかかることで臭い防止の役割を果たします。
日常の手入れが楽なのは固まらないタイプの猫砂です。
尿はシーツに落ちますし、脱臭効果も固まるタイプより強力なものが多いです。
シーツと猫砂は1週間に1回程度変えるだけで、あとはフンだけスコップで1日2回くらいとって捨ててあげれば常にきれいな状態が維持できます。
(その他)猫のための快適な環境づくり
留守がちな共働き家庭こそ猫の環境づくりはしっかりと用意し、猫が快適に留守番ができるようにしてあげましょう。
- 陽当たりの良い場所を作る。猫が日向ぼっこしながら外の景色が見れると〇
- 春夏は1日1回はクシで軽くグルーミング。
- 1日1回はおもちゃでたっぷり遊んであげる。
- キャットタワーなど高い場所を作る。
- 猫が全力ダッシュできる場所を作る。
共働きでも猫と人が幸せに暮らすことはできる!
いかがでしたか?
共働き家庭でも工夫をすることで猫と人が幸せに暮らすことは可能です。
猫は気まぐれな生き物で、一人で遊ぶのも上手ですし、留守番もマイペースでこなしてくれます。
上記のような方法で食事、水、温度など環境を整えてあげさえすれば1泊~2泊程度の旅行でも家でお留守番もできます。大切なことは「犬は人について猫は家につく」ということです。犬には犬の、猫には猫の習性があります。1,2泊程度の旅行でもペットホテルに預けたり、キャリーに入れて旅行先に連れていく方もいますが猫の場合は逆効果です。
知らない環境は猫にとって大変なストレスとなります。
特に猫のペットホテル利用は控えてあげてください。ペットホテルでは犬の鳴き声に猫が震えている光景を目にします。ストレスから何日も食事やトイレできなくなってしまう子もいるようです。
我が家では1泊、2泊程度なら自宅で留守番してもらうことが年に2回くらいはありますが、ご飯は全部食べていますしトイレもしっかりできているので外に預けるより猫はリラックスできているなと思います。3日以上家を空けることがある場合は、親族に様子を見に来てもらうなどの方法で対応したほうがいいでしょう。
猫は普段忙しい家族みんなを癒してくれるはずです。
猫はあなたの帰りを首を長くして待っているはずなので、家にいるときは自分の手でおやつをあげてみたり、グルーミングしてあげたり、おもちゃでたっぷり遊んであげたりして愛情をたっぷり注いであげてくださいね!
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